こんばんは。スポーツ栄養サポーター中野卓です。
タイトルにある、「2年間ベスト0からベストで引退試合を終えられた方法」というのが気になってこのページを開いていただいたかと思います。
実はこの方法、過去の僕がやってきた方法でした。
僕は小学校5年生から選手として水泳を始めました。選手になってから中学生までは試合に出る度にベストが出て、ベストが出た瞬間「過去の自分を超えることができた」という実感が湧き、それが楽しくて水泳に没頭していました。
高校に入ったら身体も大きくなるし、これからもっとタイムも縮むんだろうな..!
中学を卒業する時にはそんな風に思っていました。
しかし、高校1年生の夏の大会。中学生の時の方が速いんじゃないかというくらいのタイムしか出すことができませんでした..。
練習量が足りないからタイムが出なかったんだろうなと思い、他の選手よりも早くから自主練を始めたり、筋トレも取り入れてみたりと、とにかく練習量を増やして絶対にタイムを縮めようとしました。
しかし、一向にタイムが縮む気配はありませんでした..。
むしろそれどころか、前よりも疲れが溜まってタイムがどんどん悪くなっていました。
疲れているならマッサージで身体をほぐそうと思い、整骨院にいったり家でも入念にストレッチを行うようになりました。また、フォームを変えることで疲れにくい泳ぎが手に入ってタイムも縮むだろうと思い、フォームも変えてみることにしました。
しかしそれらは全て効果を発揮しませんでした…。
フォームに関しては半ば無理やり変えたこともあり、自分にあまり合っていないフォームになり変な癖までついてしまいました..。
このようにいろいろ試してみたけど、全くタイムには結びつかなかったのです…。
ある日、水泳選手がよく読む「スイミングマガジン」という雑誌を読んでいたところ、栄養の特集がされていました。
これを読んだ時、「そういえば栄養のことは何もやっていないな」と思い、栄養に取り組んでみようと考えました。
スポーツ栄養の本を買い、栄養に詳しいコーチから話を聞いたりして、学んだことを自分の食生活に落とし込んで実践してみました。
すると、前まで練習でヘトヘトになっていたのが、練習の最後まで追い込めるようになってきました。
試合でベストを出すには、試合の時のコンディションをベストな状態に持っていくことも重要ですが、そもそも毎回の練習で100%追い込まないと、練習の効果は得られません。
なので毎回の練習でしっかり追い込むということが大切なのですが、食事を意識するようになり、練習で追い込めるようになったのです。
そうすると自然と練習の成果が積み上がっていき、高校2年の冬の大会で2年ぶりにようやくベストを出すことができたのです!
その後はどんどん調子が上がっていき、高校3年生の夏の大会では目標としていた大会に出場することができ、引退試合もベストで終えることができました。
僕はこの時、「栄養って本当に大切なんだな」と実感することができました。最初はマッサージやストレッチなどで疲れを取ろうとしていましたが、マッサージなどは身体の外側からしかアプローチすることができず、一時的に疲れは取れるものの、慢性的な疲れは取れませんでした。
運動をすると活性酸素という有害物質ができてしまい、それが疲労の原因にもなったりします。それを取り除くには栄養面からのアプローチがなければなりません。
対処療法的ではなく、根本的に体質を改善した方が長期的にみて絶対に結果が出てきます。そして栄養は身体の内側からアプローチして、根本的に身体を変えることができる唯一の手段なのです!
僕はそのことに気づき、より深く勉強したいと思い大学・大学院でスポーツ栄養の研究を行いました。
学会でも発表を行い、現在も海外誌へ投稿する論文を準備しているところです。
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ということで、
2年間ベスト0からベストで引退試合を終えられた方法
というのは、スポーツ栄養を取り入れて毎回の練習で100%の力を出し切れるようにするということでした。
僕はベストが出なかった時、放課後に遊びたいのを我慢して、毎日辛い練習をがんばってきました。でもどれだけ頑張ってもベストが出ないから、先が真っ暗でやっている意味を感じなくなり、水泳をやめようかなと考えたこともありました。
お子様が、ベストが出ていない状態が続いているなら、もしかするとそんな気持ちになっているかもしれません。
今思うと、そこでやめてしまったら「どうせ自分は何もできないんだ」「自分は諦め癖の強い人間なんだ」と自分を否定する人間になっていたような気がします。
でも、そんな状態から抜け出してベストを出せた時の達成感は言い表すことができませんでした。
今でも家族と水泳をやっていた時の話をするのですが、僕の母親は僕が大会で取ってきたメダルや表彰状などをほぼ全てダンボールに入れて保管してくれています。
帰省するとそのダンボールを取り出して、「このメダルはあんたが2年ぶりにベスト出した時にもらったメダルなんや」って言いながら当時の懐かしさや感動を思い出しながら語ってくれます。
帰省するたびにこの話をしてくれるので、僕が諦めずにずっと水泳をやってきて、最後の夏の大会で自分の思い通りの結果を出せたことが誇らしく感じているのかなと思っています。
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僕の家族の話になってしまいましたが、実際に僕がスポーツ栄養をお伝えした選手はすごい結果を残してくれました!
このようにたくさんの選手が、僕がお伝えしたスポーツ栄養を実践して結果を残してくれています。
さあ、次はあなたの番です。
スポーツ栄養を実践することで、ベストを出して目標としていた大会に出場したり、表彰台に登り、目標を達成する喜びを味わうことができ、成功体験を積んでいって人間として大きく成長していくのを応援することができます。
また5年後10年後には、その当時のことを思い出しながら我が子と懐かしくて楽しい感動的な会話ができるようになります。
スポーツを通して自分はやればできるという自信がどんどん我が子についていき、人間的に大きく成長していく姿を間近で見ることができます。
そんな我が子を、お母様は食事を通して、肉体的にも精神的にも大きく成長していくのを応援してあげることができるのです!
今回は、僕の自己紹介とスポーツ栄養を本気で学べば結果が変わるよ、というお話になりましたが、明日からはもっと具体的にどんなことをするとよいのかをお伝えしていきます!
明日の配信もお楽しみに!